6.14 curses -- 文字セル表示のための端末操作

バージョン1.6 以降で変更された 仕様: ncurses ライブラリのサポートを追加し、パッケージに変換しました

curses モジュールは、可搬性のある端末操作を行うための デファクトスタンダードである、curses ライブラリへのインタフェースを 提供します。

Unix 環境では curses は非常に広く用いられていますが、DOS、OS2、 そしておそらく他のシステムのバージョンも利用することができます。 この拡張モジュールは Linux および BSD 系の Unixで動作する オープンソースの curses ライブラリである ncurses の API に 合致するように設計されています。

参考資料:

curses.asciiモジュール:
ロケール設定に関わらず ASCII 文字を 扱うためのユーティリティ。.
curses.panelモジュール:
curses ウィンドウにデプス機能を追加する パネルスタック拡張。.
curses.textpadモジュール:
Emacs ライクなキーバインディング をサポートする編集可能な curses 用テキストウィジェット。.
curses.wrapperモジュール:
アプリケーションの起動時および終了時に 適切な端末のセットアップとリセットを確実に行うための関数。.
Curses Programming with Python
Andrew Kuchling および Eric Raymond によって書かれた、curses を Python で使うためのチュートリアルです。 Python Web サイトで入手できます。

Python ソースコードの Demo/curses/ ディレクトリには、 このモジュールで提供されている curses バインディングを使ったプログラム 例がいくつか収められています。



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