利用可能な条件: Linux, FreeBSD.
バージョン2.3 以降で新規追加された 仕様です。
このモジュールを使うとOSS (Open Sound System) オーディオインターフェース にアクセスできます。 OSSはオープンソースあるいは商用のUnixで広く利用可能で、Linux (カーネル 2.4まで) とFreeBSDで標準のオーディオインターフェースとなっています。
参考資料:
このモジュールではOSSデバイスドライバーで提供される多くの定数を定義して います;定数のリストについてはLinuxかFreeBSDの<sys/soundcard.h>を 参照してください。
ossaudiodevには以下の変数と関数が定義されています:
(もしossaudiodevがopen()、write()、 ioctl()などのシステムコールからエラーを受け取ったら IOErrorを発生します。 ossaudiodevモジュールによって直接検出されたエラーは ossaudiodev.errorになります。)
[device, ]mode) |
呼び出しの文法が普通と異なることに注意してください:最初の引数が 省略可能で、2番目が必須です。 これはossaudiodevにとって替わられた古いlinuxaudiodevと の互換性のためという歴史的な産物です。
deviceは使用するオーディオデバイスファイルネームです。 もしこれが指定されないなら、このモジュールは使うデバイスとして最初に環境 変数AUDIODEVを参照します。 みつからなければ、/dev/dspを参照します。
modeは、読み込みのみ (再生) のアクセスの'r'
、書き込みのみ (
録音) のアクセスの'w'
、それら両方の'rw'
のうちのどれか1つで
す。
多くのサウンドカードでは一つのプロセスで同時にレコーダかプレーヤしか持て
ないので、操作が必要なときだけデバイスを開くのが良い考えです。
また、いくつかのサウンドカードは半二重 (half-duplex) です:
これらでは読み込みあるいは書き込みで開けますが、同時に両方では開けませ
ん。
[device]) |