12.2.1.1 推奨されないメソッド

以下のメソッドは email バージョン 2 ではもはや時代遅れとなっており、推奨されません。万全を記すためここに記載しておきます。

add_payload( payload)

そのメッセージオブジェクトに存在するペイロードに payload を追加します。もしこのメソッドを呼ぶ前にそのメッセージのペイロードが None だった (つまり一度もセットされていない) 場合、呼び出し後のペイロードは引数 payload になります。

もしそのメッセージのペイロードがリストだった (つまり is_multipart() が 1 を返した) 場合、すでに存在するペイロードのリストの末尾に payload が付加されます。

ペイロードがこれ以外の形式だった場合、add_payload() は新しいペイロードを古いペイロードと payload からなるリストに自動的に変換します。が、これはそのドキュメントがすでに MIME multipart ドキュメントであるときだけです。この条件が満たされるのはそのメッセージの Content-Type: ヘッダの主形式 (maintype) が multipart であるときか、あるいはそのメッセージに Content-Type: がないときだけです。これ以外の場合、メソッドは MultipartConversionError を発生します。

リリース 2.2.2 以降で撤廃された仕様です。 これのかわりに attach() メソッドを使ってください。

get_type( [failobj])

そのメッセージの content-type を Content-Type: ヘッダから取得した maintype/subtype という形式の文字列で返します。取得した文字列は強制的に小文字に変換されます。

そのメッセージ中に Content-Type: ヘッダが存在しなかった場合、 failobj (デフォルトは None) が返されます。

リリース 2.2.2 以降で撤廃された仕様です。 これのかわりに get_content_type() メソッドを使ってください。

get_main_type( [failobj]): そのメッセージの主 content-type を返します。これは get_type() によって返される文字列の maintype 部分です。 failobj の働きは get_type() と同じです。

リリース 2.2.2 以降で撤廃された仕様です。 これのかわりに get_content_maintype() メソッドを使ってください。

get_subtype( [failobj]): そのメッセージの副 content-type (sub content-type、subtype) を返します。これは get_type() によって返される文字列の subtype 部分です。 failobj の働きは get_type() と同じです。

リリース 2.2.2 以降で撤廃された仕様です。 これのかわりに get_content_subtype() メソッドを使ってください。

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