Python/C API リファレンスマニュアル
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5.2 プロセス制御
5.1 オペレーティングシステム関連のユーティリティ
int
Py_FdIsInteractive
(
FILE *
fp
, char *
filename
)
filename
という名前の標準 I/O ファイル
fp
が対話的 (interactive) であると考えられる場合に真 (非ゼロ) を返します。 これは"
isatty(fileno(
fp
))
" が真になるファイルの場合です。 グローバルなフラグ
Py_InteractiveFlag
が真の場合には、
filename
ポインタが
NULL
か、名前が
'<stdin>'
または
'???'
のいずれかに等しい場合にも真を返します。
long
PyOS_GetLastModificationTime
(
char *
filename
)
ファイル
filename
の最終更新時刻を返します。 結果は標準 C ライブラリ関数
time()
が返すタイムスタンプと 同じ様式で符号化されています。
void
PyOS_AfterFork
(
)
プロセスが fork した後の内部状態を更新するための関数です; fork 後 Python インタプリタを使い続ける場合、新たなプロセス内で この関数を呼び出さねばなりません。新たなプロセスに新たな実行 可能物をロードする場合、この関数を呼び出す必要はありません。
int
PyOS_CheckStack
(
)
インタプリタがスタック空間を使い尽くしたときに真を返します。 このチェック関数には信頼性がありますが、
USE_STACKCHECK
が定義されている場合 (現状では Microsoft Visual C++ コンパイラ でビルドした Windows 版と Macintosh 版) にしか利用できません .
USE_CHECKSTACK
は自動的に定義されます; 自前のコードで この定義を変更してはなりません。
PyOS_sighandler_t
PyOS_getsig
(
int
i
)
シグナル
i
に対する現在のシグナルハンドラを返します。 この関数は
sigaction()
または
signal()
のいずれかに対する薄いラッパです。
sigaction()
や
signal()
を直接呼び出しては なりません!
PyOS_sighandler_t
は
void (*)(int)
の typedef による別名です。
PyOS_sighandler_t
PyOS_setsig
(
int
i
, PyOS_sighandler_t
h
)
シグナル
i
に対する現在のシグナルハンドラを
h
に設定 します; 以前のシグナルハンドラを返します。 この関数は
sigaction()
または
signal()
のいずれかに対する薄いラッパです。
sigaction()
や
signal()
を直接呼び出しては なりません!
PyOS_sighandler_t
は
void (*)(int)
の typedef による別名です。
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リリース 2.4 ,平成18年6月27日 更新
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