5.1 オペレーティングシステム関連のユーティリティ

int Py_FdIsInteractive(FILE *fp, char *filename)
filename という名前の標準 I/O ファイル fp が対話的 (interactive) であると考えられる場合に真 (非ゼロ) を返します。 これは"isatty(fileno(fp))" が真になるファイルの場合です。 グローバルなフラグ Py_InteractiveFlag が真の場合には、 filename ポインタが NULL か、名前が '<stdin>' または '???' のいずれかに等しい場合にも真を返します。

long PyOS_GetLastModificationTime(char *filename)
ファイル filename の最終更新時刻を返します。 結果は標準 C ライブラリ関数 time() が返すタイムスタンプと 同じ様式で符号化されています。

void PyOS_AfterFork()
プロセスが fork した後の内部状態を更新するための関数です; fork 後 Python インタプリタを使い続ける場合、新たなプロセス内で この関数を呼び出さねばなりません。新たなプロセスに新たな実行 可能物をロードする場合、この関数を呼び出す必要はありません。

int PyOS_CheckStack()
インタプリタがスタック空間を使い尽くしたときに真を返します。 このチェック関数には信頼性がありますが、USE_STACKCHECK が定義されている場合 (現状では Microsoft Visual C++ コンパイラ でビルドした Windows 版と Macintosh 版) にしか利用できません . USE_CHECKSTACK は自動的に定義されます; 自前のコードで この定義を変更してはなりません。

PyOS_sighandler_t PyOS_getsig(int i)
シグナル i に対する現在のシグナルハンドラを返します。 この関数は sigaction() または signal() のいずれかに対する薄いラッパです。 sigaction()signal() を直接呼び出しては なりません! PyOS_sighandler_tvoid (*)(int) の typedef による別名です。

PyOS_sighandler_t PyOS_setsig(int i, PyOS_sighandler_t h)
シグナル i に対する現在のシグナルハンドラを h に設定 します; 以前のシグナルハンドラを返します。 この関数は sigaction() または signal() のいずれかに対する薄いラッパです。 sigaction()signal() を直接呼び出しては なりません! PyOS_sighandler_tvoid (*)(int) の typedef による別名です。

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