Python の標準ドキュメントは、図や画像を全く使っていません; これは 意図的にそうしているのです。ドキュメントのフォーマットを行う際に 利用する外部ツールが、まだ画像をうまく扱えるほどではなかったからです。 ツールの進歩やメンテナによる改善にともなって、画像に対するサポートも 改善されてきました。
mkhowto スクリプトから起動される内部ツールは、画像を 直接サポートしているわけではありませんが、mkhowto が 外部ツールによるグラフィクスのサポートを妨げることはありません。
こうしたツールと howto
やmanual
ドキュメントクラス
を使ったグラフィクスの利用はまだ広く行われてはいませんが、うまく
動作することは知られています。基本的には、以下のようにアプローチ
します:
graphicx
を ``import'' するための行を以下のようにして追加します:
\usepackage{graphicx}
\begin{figure} \centering \includegraphics[width=5in]{myimage} \caption{myimage の説明} \end{figure}
\includegraphics マクロにはファイルの拡張子を指定しないので 注意してください。もし特定の形式のドキュメントしか生成したくないの なら、拡張子をつけてもかまいませんが、複数の形式をサポートしたければ 拡張子を省略しておいたほうが楽です。
make の機能をサポートするようなシステムで作業を行っているな ら、画像の変換の際に生じる中間ファイルを最新に保つようにできます。 下の例では、 dia で作成した図を取り込んでいるような ドキュメントをフォーマットするための Makefile を示しています:
default: pdf all: html pdf ps html: mydoc/mydoc.html pdf: mydoc.pdf ps: mydoc.ps mydoc/mydoc.html: mydoc.tex mygraphic.eps mkhowto --html $< mydoc.pdf: mydoc.tex mygraphic.pdf mkhowto --pdf $< mydoc.ps: mydoc.tex mygraphic.eps mkhowto --postscript $< .SUFFIXES: .dia .eps .pdf .dia.eps: dia --nosplash --export $@ $< .eps.pdf: epstopdf $<
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