この章では Windows 向けの Python 拡張モジュールを Microsoft Visual C++ を使って作成する方法について簡単に述べ、その後に拡張モジュールの ビルドがどのように動作するのかについて詳しい背景を述べます。 この説明は、Python 拡張モジュールを作成する Windows プログラマと、 Unix と Windows の双方でうまくビルドできるようなソフトウェアの 作成に興味がある Unix プログラマの双方にとって有用です。
モジュールの作者には、この節で説明している方法よりも、 distutils によるアプローチで拡張モジュールをビルドするよう勧めます。 また、Python をビルドした際に使われた C コンパイラが必要です; 通常は Microsoft Visual C++です。