1.1.1 Python スクリプトの実行方法

Mac OS X 上で Python を始めるには PythonIDE 統合開発環境に触れてみるの が最良の方法です。章 1.3 を見るか、IDE が起動しているならヘルプ メニューから呼び出せる Apple ヘルプビューア書類の IDE 入門を読みながら IDE に触れてみてください。

Python を Terminal ウィンドウのコマンドラインや Finder から起動したい なら、まずはスクリプトを書くエディタが必要になります。 Mac OS X には、viemacs のような、様々な標準の Unix コマンドラインエディタがついてきます。もっと Mac らしいエディタ を使いたければ、 Bare Bones Software (http://www.barebones.com/products/bbedit/index.shtml) の BBEditTextWrangler を選ぶと良いでしょう。 フリーウェアの BBEdit Lite のサポートは表向き中断されていますが、 まだ入手できます。AppleWorks や、ASCII 形式でファイルを保存 できるその他のワードプロセッサでもかまいませんが、TextEdit はいけません: .rtf フォーマットで保存を行うからです。

Terminal のウィンドウから自作のスクリプトを起動するには、シェルの検索 パスで /usr/local/bin/usr/bin よりも前にくるように しておかねばなりません。というのも、/usr/bin には Apple 提供の Python が入っているからです (Mac OS X 10.2.4時点では Python 2.2です)。

Finder から自作スクリプトを実行するには、2 つのやり方があります:

PythonLauncher には様々な設定があり、スクリプトの起動方法を制御できる ようになっています。オプションキーを押しながらドラッグすると、起動時に 設定を変更できます。全体的な設定を変えたければ Perferences メニューを 使ってください。

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