del_stmt | ::= | "del" target_list |
オブジェクトの削除 (deletion) は、代入の定義と非常に似た方法で 再帰的に定義されています。ここでは完全な詳細を記述するよりも いくつかのヒントを述べるにとどめます。
ターゲットリストに対する削除は、各々のターゲットを左から右へと 順に再帰的に削除します。
名前に対して削除を行うと、ローカルまたはグローバル名前空間での その名前の束縛を解除します。どちらの名前空間かは、名前が同じコード ブロック内の global 文で宣言されているかどうかによります。 名前が未束縛 (unbound) であるばあい、NameError 例外 が送出されます。
ネストしたブロック中で自由変数 になっている ローカル名前空間上の名前に対する削除は不正な操作になります
属性参照、添字表記、およびスライスの削除操作は、対象となる一次語 オブジェクトに渡されます; スライスの削除は一般的には適切な 型の空のスライスを代入するのと等価です (が、この仕様自体も スライスされるオブジェクトで決定されています)。
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