7.5.13 DateTime オブジェクト
datetime モジュールでは、様々な日付オブジェクトや時刻オブジェクト
を提供しています。以下に示す関数を使う場合には、あらかじめヘッダファイル
datetime.h をソースに include し (Python.h はこのファイルを
include しません)、PyDateTime_IMPORT() マクロを起動しておく
必要があります。このマクロは以下のマクロで使われる静的変数
PyDateTimeAPI
に C 構造体へのポインタを入れます。
以下は型チェックマクロです:
int PyDate_Check( | PyObject *ob) |
-
ob がPyDateTime_DateType 型かPyDateTime_DateType
型のサブタイプのオブジェクトの場合に真を返します;
ob は NULL であってはなりません。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDate_CheckExact( | PyObject *ob) |
-
ob がPyDateTime_DateType 型のオブジェクトの場合に真を返します;
ob は NULL であってはなりません。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDateTime_Check( | PyObject *ob) |
-
ob がPyDateTime_DateTimeType 型か
PyDateTime_DateTimeType 型のサブタイプのオブジェクトの
場合に真を返します;
ob は NULL であってはなりません。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDateTime_CheckExact( | PyObject *ob) |
-
ob がPyDateTime_DateTimeType 型のオブジェクトの場合に真を返します;
ob は NULL であってはなりません。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyTime_Check( | PyObject *ob) |
-
ob がPyDateTime_TimeType 型かPyDateTime_TimeType
型のサブタイプのオブジェクトの場合に真を返します;
ob は NULL であってはなりません。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyTime_CheckExact( | PyObject *ob) |
-
ob がPyDateTime_TimeType 型のオブジェクトの場合に真を返します;
ob は NULL であってはなりません。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDelta_Check( | PyObject *ob) |
-
ob がPyDateTime_DeltaType 型かPyDateTime_DeltaType
型のサブタイプのオブジェクトの場合に真を返します;
ob は NULL であってはなりません。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDelta_CheckExact( | PyObject *ob) |
-
ob がPyDateTime_DeltaType 型のオブジェクトの場合に真を返します;
ob は NULL であってはなりません。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyTZInfo_Check( | PyObject *ob) |
-
ob がPyDateTime_TZInfoType 型かPyDateTime_TZInfoType
型のサブタイプのオブジェクトの場合に真を返します;
ob は NULL であってはなりません。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyTZInfo_CheckExact( | PyObject *ob) |
-
ob がPyDateTime_TZInfoType 型のオブジェクトの場合に真を返します;
ob は NULL であってはなりません。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
以下はオブジェクトを作成するためのマクロです:
PyObject* PyDate_FromDate( | int year, int month, int day) |
-
戻り値:
新たな参照.
指定された年、月、日のdatetime.date
オブジェクトを返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
PyObject* PyDateTime_FromDateAndTime( | int year, int month,
int day, int hour, int minute, int second, int usecond) |
-
戻り値:
新たな参照.
指定された年、月、日、時、分、秒、マイクロ秒のdatetime.datetime
オブジェクトを返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
PyObject* PyTime_FromTime( | int hour, int minute,
int second, int usecond) |
-
戻り値:
新たな参照.
指定された時、分、秒、マイクロ秒のdatetime.time
オブジェクトを返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
PyObject* PyDelta_FromDSU( | int days, int seconds,
int useconds) |
-
戻り値:
新たな参照.
指定された日、秒、マイクロ秒のdatetime.timedelta
オブジェクトを
返します。マイクロ秒と秒が datetime.timedelta
オブジェクトで
定義されている範囲に入るように正規化を行います。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
以下のマクロは date オブジェクトからフィールド値を取り出すための
ものです。引数はPyDateTime_Date またはそのサブクラス
(例えば PyDateTime_DateTime)の
インスタンスでなければなりません。引数を NULL にしてはならず、
型チェックは行いません:
int PyDateTime_GET_YEAR( | PyDateTime_Date *o) |
-
年を正の整数で返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDateTime_GET_MONTH( | PyDateTime_Date *o) |
-
月を 1 から 12 の間の整数で返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDateTime_GET_DAY( | PyDateTime_Date *o) |
-
日を 1 から 31 の間の整数で返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
以下のマクロは datetime オブジェクトからフィールド値を取り出すための
ものです。引数はPyDateTime_DateTime またはそのサブクラスの
インスタンスでなければなりません。引数を NULL にしてはならず、
型チェックは行いません:
int PyDateTime_DATE_GET_HOUR( | PyDateTime_DateTime *o) |
-
時を 0 から 23 の間の整数で返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDateTime_DATE_GET_MINUTE( | PyDateTime_DateTime *o) |
-
分を 0 から 59 の間の整数で返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDateTime_DATE_GET_SECOND( | PyDateTime_DateTime *o) |
-
秒を 0 から 59 の間の整数で返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDateTime_DATE_GET_MICROSECOND( | PyDateTime_DateTime *o) |
-
マイクロ秒を 0 から 999999 の間の整数で返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
以下のマクロは time オブジェクトからフィールド値を取り出すための
ものです。引数はPyDateTime_Time またはそのサブクラスの
インスタンスでなければなりません。引数を NULL にしてはならず、
型チェックは行いません:
int PyDateTime_TIME_GET_HOUR( | PyDateTime_Time *o) |
-
時を 0 から 23 の間の整数で返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDateTime_TIME_GET_MINUTE( | PyDateTime_Time *o) |
-
分を 0 から 59 の間の整数で返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDateTime_TIME_GET_SECOND( | PyDateTime_Time *o) |
-
秒を 0 から 59 の間の整数で返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
int PyDateTime_TIME_GET_MICROSECOND( | PyDateTime_Time *o) |
-
マイクロ秒を 0 から 999999 の間の整数で返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
以下のマクロは DB API を実装する上での便宜用です:
PyObject* PyDateTime_FromTimestamp( | PyObject *args) |
-
戻り値:
新たな参照.
dateitme.datetime.fromtimestamp()
に渡すのに適した引数タプルから
新たな datetime.datetime
オブジェクトを生成して返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
PyObject* PyDate_FromTimestamp( | PyObject *args) |
-
戻り値:
新たな参照.
dateitme.date.fromtimestamp()
に渡すのに適した引数タプルから
新たな datetime.date
オブジェクトを生成して返します。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
リリース 2.5 ,19th September, 2006 更新
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