4. Windows 上での C および C++ 拡張モジュールのビルド

この章では Windows 向けの Python 拡張モジュールを Microsoft Visual C++ を使って作成する方法について簡単に述べ、その後に拡張モジュールの ビルドがどのように動作するのかについて詳しい背景を述べます。 この説明は、Python 拡張モジュールを作成する Windows プログラマと、 Unix と Windows の双方でうまくビルドできるようなソフトウェアの 作成に興味がある Unix プログラマの双方にとって有用です。

モジュールの作者には、この節で説明している方法よりも、 distutils によるアプローチで拡張モジュールをビルドするよう勧めます。 また、Python をビルドした際に使われた C コンパイラが必要です; 通常は Microsoft Visual C++です。

注意: この章では、Python のバージョン番号が符号化されて入っている たくさんのファイル名について触れます。これらのファイル名は "XY" で表されるバージョン名付きで表現されます; "X" は使っている Python リリースのメジャーバージョン番号、 "Y" はマイナーバージョン番号です。 例えば、 Python 2.2.1 を使っているなら、"XY" は実際には "22" になります。



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