3.5 MiniAEFrame -- オープンスクリプティングアーキテクチャサーバのサポート

Macintoshプラットフォームで利用できます。

MiniAEFrameモジュールは、アプリケーションにオープンスクリプ ティングアーキテクチャ(OSA)サーバ機 能を持たせるためのフレームワークを提供します。つまり、 AppleEventsの受信と処理を行わせます。 FrameWorkと連携させても良いし、単独 でも使えます。 実例として、このモジュールはPythonCGISlaveの中で使われていま す。

MiniAEFrameには以下のクラスが定義されています。

クラス AEServer( )
AppleEventの分岐を処理するクラス。作成するアプリケーションはこのクラス と、MiniApplicationあるいはFrameWork.Applicationのサブク ラスでなければなりません。サブクラス化したクラスでは__init__() メソッドで、継承した両方のクラスの__init__()メソッドを呼びださ なければなりません。

クラス MiniApplication( )
FrameWork.Applicationとある程度互換なクラスですが、機能は少ない です。このクラスのイベントループはアップルメニュー、Cmd-.(コマンドキーを押しながらピリオド.を押す)、 AppleEventをサポートします。他のイベントはPythonインタープリタかSioux(CodeWarriorの コンソールシステム)に渡されます。作成するアプリケーションで AEServerを使いたいが、独自のウィンドウなどを持たない場合に便利で す。



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