svn update — 作業コピーの更新。
svn update は、リポジトリの修正を
作業コピーに反映します。リビジョンを指定しなければ、HEAD
リビジョンの最新
の内容が反映されます。そうでなければ、--revision
スイッチ
で指定されたリビジョンに作業コピーを同期します。同期処理の一部として、
svn updateは作業コピーに存在する未完了のロックを
取り除きます。
更新されるアイテムごとに、どのような動作を起こしたかを示す文字で始まる 行が表示されます。この文字は以下のような意味です:
追加
削除
更新
衝突
マージ
最初のコラムの文字は実際のファイルの更新を示しますが、 ファイルの属性の更新状況は二番目のコラムで示します。
--revision (-r) REV --non-recursive (-N) --quiet (-q) --diff3-cmd CMD --username USER --password PASS --no-auth-cache --non-interactive --config-dir DIR --ignore-externals
最後の更新後に起きたリポジトリの修正を取り込みます:
$ svn update A newdir/toggle.c A newdir/disclose.c A newdir/launch.c D newdir/README Updated to revision 32.
もっと古いリビジョンで作業コピーを更新することもできます。 (Subversion は CVS のような「張り付き」 ファイル の概念を持ちません。 付録 A. CVSユーザのためのSubversionを見てください):
$ svn update -r30 A newdir/README D newdir/toggle.c D newdir/disclose.c D newdir/launch.c U foo.c Updated to revision 30.
一つのファイルの古いバージョンを調べたいときには svn catを使いたくなるかも 知れません。