2.1 節で示したように、ソースコード配布物を作成
するには sdist
コマンドを使います。最も単純な例では、
python setup.py sdist
sdist
に関するオプションを setup
スクリプトや設定ファイル中で行っていないものと仮定します)。
sdist
は、現在のプラットフォームでのデフォルトのアーカイブ形式
でアーカイブを生成します。デフォルトの形式は Unixでは gzip で圧縮された
tar ファイル形式 (.tar.gz) で、Windows では ZIP 形式です。
明確なファイルのリスト (またはファイルリストを生成する方法) を明示的に
与えなかった場合、sdist
コマンドはソース配布物に以下のような
最小のデフォルトのセットを含めます:
sdist
コマンドが通常行う処理の流れは、以下のようになって
います:
第二に、マニフェストファイルの再生成を強制できます -- 例えば、 現在マニフェストテンプレート内に指定しているパターンにマッチする ファイルやディレクトリを追加したり削除したりすると、マニフェストを 再生成しなくてはなりません:
python setup.py sdist --force-manifest
また、単にマニフェストを (再) 生成したいだけで、ソース配布物は 作成したくない場合があるかもしれません:
python setup.py sdist --manifest-only
--manifest-only を行うと、 --force-manifest を呼び出します。 -o は --manifest-only のショートカット、 -f は --force-manifest のショートカットです。
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