以下の API は Unicode オブジェクトおよび文字列を入力に取り (説明では、どちらも文字列と表記しています)、場合に応じて Unicode オブジェクトか整数を返す機能を持っています。
これらの関数は全て、例外が発生した場合には NULL または -1
を返します。
PyObject *left, PyObject *right) |
PyObject *s, PyObject *sep, int maxsplit) |
PyObject *s, int keepend) |
PyObject *str, PyObject *table, const char *errors) |
文字列に文字変換マップ table を適用して変換し、変換結果を Unicode オブジェクトで返します。
対応付けを行う table は、 Unicode 序数を表す整数を
Unicode 序数を表す整数または None
に対応付けます。
(None
の場合にはその文字を削除します)
対応付けテーブルが提供する必要があるメソッドは __getitem__() インタフェースだけです; 従って、辞書や シーケンス型を使ってもうまく動作します。対応付けを行っていない (LookupError を起こすような) 文字序数に対しては、 変換は行わず、そのままコピーします。
errors は codecs で通常使われるのと同じ意味を持ちます。 errors は NULL にしてもよく、デフォルトエラー処理の 使用を意味します。
PyObject *separator, PyObject *seq) |
PyObject *str, PyObject *substr, int start, int end, int direction) |
PyObject *str, PyObject *substr, int start, int end, int direction) |
str[start:end] 中にsubstr が最初に
出現する場所を返します。このとき指定された検索方向 direction
(direction == 1 は順方向検索、 direction == -1 は
逆方向検索) で検索します。戻り値は最初にマッチが見つかった場所の
インデクスです; 戻り値 -1
はマッチが見つからなかったことを
表し、-2
はエラーが発生して例外情報が設定されていることを
表します。
PyObject *str, PyObject *substr, int start, int end) |
str[start:end]
に
substr が重複することなく出現する回数を返します。
エラーが発生した場合には -1
を返します。
PyObject *str, PyObject *substr, PyObject *replstr, int maxcount) |
PyObject *left, PyObject *right) |
PyObject *format, PyObject *args) |
format % args
のようなものです。引数 args はタプルでなくてはなりません。
PyObject *container, PyObject *element) |
element は単要素の Unicode 文字に型強制できなければ
なりません。エラーが生じた場合には -1
を返します。
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