10 distutils.dep_util -- 依存関係のチェック

このモジュールはシンプルなタイムスタンプを元にしたファイルやファイル群の依存関係を処理する関数を提供します。さらに、それらの依存関係解析を元にした関数を提供します。

newer( source, target)
sourceが存在して、targetより最近変更されている、または sourceが存在して、targetが存在していない場合は真を返します。 両方が存在していて、targetのほうがsourceより新しいか同じ場合には 偽を返します。 sourceが存在しない場合には DistutilsFileErrorを起こします。

newer_pairwise( sources, targets)
ふたつのファイル名リストを並列に探索して、それぞれのソースが対応するターゲットより 新しいかをテストします。newer()の意味でターゲットよりソースが新しい ペアのリスト(sources,targets)を返します。

newer_group( sources, target[, missing='error'])
targetsourceにリストアップされたどれかのファイル より古ければ真を返します。言い換えれば、targetが存在して sourcesの全てより新しいなら偽を返し、そうでなければ真を返します。 missingはソースファイルが存在しなかった時の振る舞いを決定します。 デフォルト('error')は os.stat()OSError 例外を起こします。もし'ignore'なら、単に存在しないソースファイルを無視します。 もし'newer'なら、存在しないソースファイルについてはtargetが古いと みなします(これは''dry-tun''モードで便利です: 入力がないのでコマンドは実行できませんが 実際に実行しようとしていないので問題になりません)。

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