4 スクリプトをインストールする

ここまでは、スクリプトから import され、それ自体では実行されない ような pure Python モジュールおよび非 pure Python モジュール について扱ってきました。

スクリプトとは、Python ソースコードを含むファイルで、コマンドライン から実行できるよう作られているものです。スクリプトは Distutils に 複雑なことを一切させません。唯一の気の利いた機能は、スクリプトの 最初の行が #! で始まっていて、 ``python'' という単語が 入っていた場合、Distutils は最初の行を現在使っているインタプリタを 参照するよう置き換えます。 デフォルトでは現在使っているインタプリタと 置換しますが、オプション --executable (または -e) を指定することで、明示的にインタプリタのパスを指定し て上書きすることができます。

scripts オプションには、単に上で述べた方法で取り扱うべき ファイルのリストを指定するだけです。PyXML の setup スクリプトを 例に示します:

setup(... 
      scripts=['scripts/xmlproc_parse', 'scripts/xmlproc_val']
      )

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