7.2 内部用ツール

この節では、ドキュメント処理の様々な段階を実装したり、ビルド手順全体 を演出する様々なスクリプトについて説明します。これらのツールの ほとんどは標準ドキュメントを構築するというコンテキストでのみ有用 ですが、汎用的なものもあります。

mkhowto
サードパーティ製のドキュメントをフォーマットする際に最初に使うスクリプトです。 このスクリプトには、 ``正しく作業を行う'' 上で必要なロジックが 全て入っています。このスクリプトを正しく使うには、スクリプトに 対するシンボリックリンクを張って、その場所で実行します; 実際の スクリプトファイルはドキュメントソースツリーの一部として 収められていなければなりませんが、ツリーの外部にあるドキュメントの フォーマットにも利用できます。コマンドラインオプションのリストを見るには、 mkhowto --help を使ってください。

mkhowtohowtomanual クラスの どちらのドキュメントにも使えます。このツールは、古い Python の ソースリリースに入っているバージョンではなく、常に最新のバージョンを 使うようにするのがよいでしょう。これらのツールは、 DVI、HTML、PDF、 PostScript、およびプレインテキスト形式のドキュメント生成に利用できます。 将来のバージョンでは、このスクリプトで GNU info および iSilo 形式も 扱えるようにする予定です。

コマンドラインで--help オプションを使ってこれらの スクリプトを実行すれば、利用できるオプションをまとめたものを 表示します。

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