BaseHandler オブジェクトは直接的に役に立つ 2 つのメソッド と、その他として導出クラスで使われることを想定したメソッドを 提供します。以下は直接的に使うためのメソッドです:
director) |
director
を追加します。
) |
以下のメンバおよびメソッドは BaseHandler から導出された クラスでのみ使われます: 注意: 慣習的に、protocol_request() や protocol_response() といったメソッドを定義している サブクラスは*Processor と名づけ、その他は*Handler と名づけることになっています
req) |
このメソッドが定義されていた場合、OpenerDirector から
呼び出されます。このメソッドは OpenerDirector の メソッド
open() が返す値について記述されているようなファイル類似の
オブジェクトか、None
を返さなくてはなりません。
このメソッドが送出する例外は、真に例外的なことが起きない限り、
URLError を送出しなければなりません (例えば、
MemoryError を URLError をマップしては
いけません)。
このメソッドはプロトコル固有のオープンメソッドが呼び出される前に 呼び出されます。
req) |
このメソッドが定義されていた場合、OpenerDirector から 呼び出されます。戻り値は default_open と同じでなければ なりません。
req) |
このメソッドが定義されていた場合、OpenerDirector から 呼び出されます。戻り値は default_open と同じでなければ なりません。
req, fp, code, msg, hdrs) |
req は Request オブジェクトで、 fp は HTTP エラー本体を読み出せるようなファイル類似のオブジェクトに なります。code は 3 桁の 10 進数からなるエラーコードで、 msg ユーザ向けのエラーコード解説です。hdrs は エラー応答のヘッダをマップしたオブジェクトです。
返される値および送出される例外は urlopen() と同じ ものでなければなりません。
req, fp, code, msg, hdrs) |
特定の HTTP エラーに対する処理を行うためには、このメソッドをサブクラスで オーバライドする必要があります。
引数、返される値、および送出される例外は http_error_default() と同じものでなければなりません。
req) |
このメソッドが定義されていると、親となる OpenerDirector から 呼び出されます。その際、req はRequest オブジェクトに なります。戻り値はRequest オブジェクトでなければなりません。
req, response) |
このメソッドが定義されていると、親となる OpenerDirector から 呼び出されます。その際、req はRequest オブジェクトに なります。 response は urlopen() の戻り値と同じインタフェースを 実装したオブジェクトになります。 戻り値もまた、urlopen() の戻り値と同じインタフェースを 実装したオブジェクトでなければなりません。
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