11.20.2 FileCookieJar のサブクラスと web ブラウザとの連携

クッキーの読み書きのために、 以下の CookieJar サブクラスが提供されています。 これ以外の CookieJar サブクラスは、Microsoft Internet Explorer ブラウザのクッキーを読みこむものも含め、 http://wwwsearch.sf.net/ClientCookie/ から使用可能です。

クラス MozillaCookieJar( filename, delayload=None, policy=None)
Mozilla の cookies.txt ファイル形式 (この形式はまた Lynx と Netscape ブラウザによっても使われています) でディスクにクッキーを読み書きするための FileCookieJar です。 注意: このクラスは RFC 2965 クッキーに関する 情報を失います。また、より新しいか、標準でない port などの クッキー属性についての情報も失います。

警告: もしクッキーの損失や欠損が望ましくない場合は、クッキーを保存する前に バックアップを取っておくようにしてください (ファイルへの読み込み / 保存を くり返すと微妙な変化が生じる場合があります)。

また、 Mozilla の起動中にクッキーを保存すると、 Mozilla によって内容が破壊されてしまうことにも注意してください。

クラス LWPCookieJar( filename, delayload=None, policy=None)
libwww-perl のライブラリである Set-Cookie3 ファイル形式で ディスクにクッキーを読み書きするための FileCookieJar です。 これはクッキーを人間に可読な形式で保存するのに向いています。

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