いくつかのコマンドは2つのタイプについて実行します:1つはテキストファイ ルで、もう1つはバイナリファイルを扱います。 これらのメソッドのテキストバージョンでは"lines"、バイナリバージョン では"binary"の語がメソッド名の終わりについています。
FTPインスタンスには以下のメソッドがあります:
level) |
0
で、何も出力されません。
1
なら、一般的に1つのコマンドあたり1行の適当な量のデバッグ出力を
行います。
2
以上なら、コントロール接続で受信した各行を出力して、最大のデバッ
グ出力をします。
host[, port]) |
21
です。
他のポート番号を指定する必要はめったにありません。
この関数はひとつのインスタンスに対して一度だけ実行すべきです;
インスタンスが作られた時にホスト名が与えられていたら、呼び出すべきではあ
りません。
これ以外の他の全てのメソッドは接続された後で実行可能となります。
) |
[user[, passwd[, ac ct]]]) |
'anonymous'
になりま
す。
もしuserが'anonymous'
なら、デフォルトのpasswdは
'anonymous@'
になります。
このfunctionは各インスタンスについて一度だけ、接続が確立した後に呼び出さ
なければなりません;
インスタンスが作られた時にホスト名とユーザ名が与えられていたら、このメ
ソッドを実行すべきではありません。
ほとんどのFTPコマンドはクライアントがログインした後に実行可能になりま
す。
) |
command) |
command) |
command, callback[, maxblocksize[, rest]]) |
'RETR filename'
でなければなりません。
関数callbackは、受信したデータブロックのそれぞれに対して、データブ
ロックを1つの文字列の引数として呼び出されます。
省略可能な引数maxblocksizeは、実際の転送を行うのに作られた低レベル
のソケットオブジェクトから読み込む最大のチャンクサイズを指定します(これ
はcallbackに与えられるデータブロックの最大サイズにもなります)。
妥当なデフォルト値が設定されます。
restは、transfercmd()メソッドと同じものです。
command[, callback]) |
'LIST'
)でなければな
りません。
関数callbackは末尾のCRLFを取り除いた各行に対して実行されます。
デフォルトではcallbackはsys.stdout
に各行を印字します。
boolean) |
command, file[, blocksize]) |
"STOR filename"
で
なければなりません。
fileは開かれたファイルオブジェクトで、read()メソッドで
EOFまで読み込まれ、ブロックサイズblocksizeでデータが転送されま
す。
引数blocksizeのデフォルト値は8192です。
バージョン 2.1 で 変更 された仕様:
blocksizeのデフォルト値が追加されました
command, file) |
cmd[, rest]) |
省略可能なrestが与えられたら、"REST"コマンドがサーバに送信さ れ、restを引数として与えます。 restは普通、要求したファイルのバイトオフセット値で、最初のバイトを とばして指定したオフセット値からファイルのバイト転送を再開するよう伝えま す。 しかし、RFC 959ではrestが印字可能なASCIIコード33から126の範囲の文 字列からなることを要求していることに注意して下さい。 したがって、transfercmd()メソッドはrestを文字列に変換しま すが、文字列の内容についてチェックしません。 もし"REST"コマンドをサーバが認識しないなら、例外error_re plyが発生します。 この例外が発生したら、引数restなしにtransfercmd()を実行し ます。
cmd[, rest]) |
None
が返されます。
cmdとrestはtransfercmd()のものと同じです。
argument[, ...]) |
argument[, ...]) |
sys.stdout
に印字します。
このメソッドはNone
を返します。
fromname, toname) |
filename) |
pathname) |
pathname) |
) |
dirname) |
filename) |
None
が返さ
れます。
"SIZE"コマンドは標準化されていませんが、多くの普通のサーバで実装さ
れていることに注意して下さい。
) |
) |