10.9.1 プロファイル・オブジェクト

プロファイル・オブジェクトは以下のメソッドを持っています。

addinfo( key, value)
プロファイル出力の際、任意のラベル名を追加します。

close( )
ログファイルを閉じ、プロファイラを終了します。

fileno( )
プロファイラのログファイルのファイル・ディスクリプタを返します。

run( cmd)
スクリプト環境で exec 互換文字列のプロファイルをおこないます。 __main__ モジュールのグローバル変数は、スクリプトの グローバル変数、ローカル変数の両方に使われます。

runcall( func, *args, **keywords)
単一の呼び出し可能オブジェクトのプロファイルをおこないます。位置依存引 数やキーワード引数を追加して呼び出すオブジェクトに渡すこともできます。 呼び出しの結果はそのまま返されます。例外が発生したときはプロファイリン グが無効になり、例外をそのまま伝えるようになっています。

runctx( cmd, globals, locals)

指定した環境で exec 互換文字列の評価をおこないます。文字列の コンパイルはプロファイルを開始する前におこなわれます。

start( )
プロファイラを開始します。

stop( )
プロファイラを停止します。

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