C ライブラリの gettext インタフェースが提供されているシステムでは、 locake モジュールでそのインタフェースを公開しています。 このインタフェースは関数 gettext()、 dgettext()、 dcgettext()、textdomain()、 bindtextdomain()、および bind_textdomain_codeset() からなります。 これらは gettext モジュールの同名の関数に似ていますが、 メッセージカタログとして C ライブラリのバイナリフォーマットを使い、 メッセージカタログを探すために C ライブラリのサーチアルゴリズムを 使います。
Python アプリケーションでは、通常これらの関数を呼び出す必要は ないはずで、代わりに gettext を呼ぶべきです。 例外として知られているのは、内部で gettext() または dcgettext() を呼び出すような C ライブラリにリンク するアプリケーションです。こうしたアプリケーションでは、 ライブラリが正しいメッセージカタログを探せるようにテキスト ドメイン名を指定する必要があります。
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