注意: このモジュールは後方互換性のためだけに残されています。Python 2.2より前のバージョンのPythonで動作する必要のないコードを書いているのならば、組み込みdict型から直接サブクラス化することを検討してください。
このモジュールは辞書オブジェクトのラッパーとして働くクラスを定義します。独自の辞書に似たクラスのために役に立つ基底クラスで、これを継承し既存のメソッドをオーバーライドしたり、あるいは、新しいものを追加したりすることができます。このような方法で、辞書に新しい振る舞いを追加できます。
最小限のマッピングインターフェイスをすでに持っているクラスのために、モジュールはすべての辞書メソッドを定義しているmixinも定義しています。これによって、shelveモジュールのような辞書の代わりをする必要があるクラスを書くことが非常に簡単になります。
UserDictモジュールはUserDictクラスとDictMixinを定義しています:
[initialdata]) |
マッピングのメソッドと演算(節2.3.8を参照)に加えて、UserDictインスタンスは次の属性を提供します:
) |
このmixinはスーパークラスとして使われるべきです。上のそれぞれのメソッドを 追加することで、より多くの機能がだんだん追加されます。 例えば、__delitem__ 以外の全てのメソッドを定義すると、使えないのは popとpopitem だけになります。
4 つの基底メソッドに加えて、__contains__、__iter__ およびiteritemsを定義すれば、順次効率化を果たすことができます。
mixin はサブクラスのコンストラクタについて何も知らないので、 __init__() や copy() は定義していません。
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