20.7 `fm` -- Font Manager インターフェース

IRIXプラットフォームで利用できます。

このモジュールはIRIS Font Managerライブラリへのアクセスを提供します。 Silicon Graphics マシン上だけで利用可能です。次も参照してください：4Sight User's Guide, section 1, chapter 5: ``Using the IRIS Font Manager''。このモジュールは、まだ IRIS Font Managerへの完全なインターフェースではありません。サポートされていない機能は次のものです： matrix operations; cache operations; character operations（代わりに string operations を使ってください）; font info のうちのいくつか; individual glyph metrics; printer matching。

以下の操作をサポートしています：

init( ): 関数を初期化します。 fminit()を呼び出します。この関数は fmモジュールを最初にインポートすると自動的に呼び出されるので、普通、呼び出す必要はありません。

findfont( fontname): フォントハンドルオブジェクトを返します。 fmfindfont(fontname)を呼び出します。

enumerate( ): 利用可能なフォント名のリストを返します。この関数はfmenumerate()へのインターフェースです。

prstr( string): 現在のフォントを使って文字列をレンダリングします（下のフォントハンドルメソッドsetfont()を参照）。 fmprstr(string)を呼び出します。

setpath( string): フォントの検索パスを設定します。 fmsetpath(string)を呼び出します。（XXX 機能しない！？！）

fontpath( ): 現在のフォント検索パスを返します。

フォントハンドルオブジェクトは以下の操作をサポートします：

scalefont ( フォントハンドルメソッド)( factor): このフォントを拡大／縮小したハンドルを返します。 fmscalefont(fh, factor)を呼び出します。

setfont ( フォントハンドルメソッド)( ): このフォントを現在のフォントに設定します。注意：フォントハンドルオブジェクトが削除されると、設定は告知なしに元に戻ります。 fmsetfont(fh)を呼び出します。

getfontname ( フォントハンドルメソッド)( ): このフォントの名前を返します。 fmgetfontname(fh)を呼び出します。

getcomment ( フォントハンドルメソッド)( ): このフォントに関連付けられたコメント文字列を返します。コメント文字列が何もなければ例外を返します。 fmgetcomment(fh)を呼び出します。

getfontinfo ( フォントハンドルメソッド)( ): このフォントに関連したデータを含むタプルを返します。これはfmgetfontinfo()へのインターフェースです。以下の数値を含むタプルを返します： (printermatched、fixed_width、xorig、 yorig、xsize、ysize、height、 nglyphs)。

getstrwidth ( フォントハンドルメソッド)( string): このフォントでstringを描いたときの幅をピクセル数で返します。 fmgetstrwidth(fh, string)を呼び出します。

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