MultiFile オブジェクトはテキストファイルを区分したものを
ファイル類似の入力オブジェクトとして扱えるようにし、指定した区切り文字
(delimiter) パタンに遭遇した際に ''
が返されるようにします。
このクラスの標準設定は MIME マルチパートメッセージを解釈する上で
便利となるように設計されていますが、サブクラス化を行って幾つかの
メソッドを上書きすることで、簡単に汎用目的に対応させることができます。
ます。
fp[, seekable]) |
MultiFile は入力オブジェクトの readline() 、 seek()、および tell() メソッドしか参照せず、 後者の二つのメソッドは個々の MIME パートにランダムアクセスしたい 場合にのみ必要です。MultiFile を seek できないストリーム オブジェクトで使うには、オプションの seekable 引数の値を 偽にしてください; これにより、入力オブジェクトの seek() および tail() メソッドを使わないようになります。
MultiFile の視点から見ると、テキストは三種類の行データ: データ、セクション分割子、終了マーカ、からなることを知っていると 約に立つでしょう。MultiFile は、多重入れ子構造になっている可能性 のある、それぞれが独自のセクション分割子および終了マーカのパターン を持つメッセージパートをサポートするように設計されています。
参考: