14.10 sndhdr -- サウンドファイルの識別

sndhdrモジュールには、ファイルに保存されたサウンドデータの形式 を識別するのに便利な関数が定義されています。 どんな形式のサウンドデータがファイルに保存されているのか識別可能な場合、 これらの関数は(typesampling_ratechannelsframesbits_per_sample)のタプルを返しま す。 typeはデータの形式を示す文字列で、'aifc''aiff''au''hcom''sndr''sndt''voc''wav''8svx''sb''ub''ul'のうち の一つです。 sampling_rateは実際のサンプリングレート値で、未知の場合や読 み取ることが出来なかった場合は0です。 同様に、channelsはチャンネル数で、識別できない場合や読 み取ることが出来なかった場合は0です。framesはフレーム数で、識別できない場合は -1です。 タプルの最後の要素bits_per_sampleはサンプルサイズを示すビット数 ですが、A-LAWなら'A'、u-LAWなら 'U'です。

what( filename)
whathdr()を使って、ファイルfilenameに保存されたサウン ドデータの形式を識別します。 識別可能なら上記のタプルを返し、識別できない場合はNoneを返します 。

whathdr( filename)
ファイルのヘッダ情報をもとに、保存されたサウンドデータの形式を識別し ます。 ファイル名はfilenameで渡されます。 識別可能なら上記のタプルを返し、識別できない場合はNoneを 返します。
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