21.1 sunaudiodev -- Sunオーディオハードウェアへのアクセス

SunOSプラットフォームで利用できます。

このモジュールを使うと、Sunのオーディオインターフェースにアクセスでき ます。 Sunオーディオハードウェアは、 1秒あたり8kのサンプリングレート、 u-LAWフォーマットでオーディオデータを録音、再生できます。 完全な説明文書はマニュアルページaudio(7I)にあります。

モジュール SUNAUDIODEV には、このモジュールで使われる定数が定義されています。

このモジュールには、以下の変数と関数が定義されています:

exception error
この例外は、全てのエラーについて発生します。 引数は誤りを説明する文字列です。

open( mode)
この関数はオーディオデバイスを開き、Sunオーディオデバイスのオブジェクト を返します。 こうすることで、オブジェクトがI/Oに使用できるようになります。 パラメータmodeは次のうちのいずれか一つで、 録音のみには'r'、再生のみには'w'、 録音と再生両方には'rw'、コントロールデバイスへのアクセスには 'control'です。 レコーダーやプレーヤーには同時に1つのプロセスしかアクセスが許されていな いので、必要な動作についてだけデバイスをオープンするのがいい考えです。 詳しくはaudio(7I)を参照してください。 マニュアルページにあるように、このモジュールは環境変数 AUDIODEVの中のベースオーディオデバイスファイルネームを初めに参照 します。 見つからない場合は/dev/audioを参照します。 コントロールデバイスについては、ベースオーディオデバイスに``ctl''を 加えて扱われます。



ご意見やご指摘をお寄せになりたい方は、 このドキュメントについて... をご覧ください。