NNTP インスタンスは以下のメソッドを持っています。全てのメソッドにおける 戻り値のタプルで最初の要素となる response は、サーバの応答 です: この文字列は 3 桁の数字からなるコードで始まります。 サーバの応答がエラーを示す場合、上記のいずれかの例外が送出されます。
) |
level) |
0
に設定されていて、
これはデバッグ出力を全く印字しません。1
はそこそこの量、
一般に NNTP 要求や応答あたり 1 行のデバッグ出力を生成します。
値が 2
やそれ以上の場合、(メッセージテキストを含めて) NNTP
接続上で送受信された全ての内容を一行ごとにログ出力する、
最大限のデバッグ出力を生成します。
date, time, [file]) |
'yymmdd'
の形式を取り、日付を表します。
time 引数は 'hhmmss'
の形式をとり、
時刻を表します。与えられた日付および時刻以後新たに出現した
ニュースグループ名のリストを groups として、
(response, groups)
を返します。
file引数が指定されている場合、"NEWGROUPS"コマンドの出力結果は
ファイルに格納されます。fileが文字列の場合、この文字列をファイル名
としてファイルをオープンし、書き込み後にクローズします。fileがファ
イルオブジェクトの場合、オブジェクトのwrite()メソッドを呼び出し
て出力結果を格納します。fileが指定されている場合は戻り値として空の
リストを返します。
group, date, time, [file]) |
'*'
で、 date および time は
newsgrups() における引数と同じ意味を持ちます。
(response, articles)
からなるペアを返し、
articles は記事 ID のリストです。
file引数が指定されている場合、"NEWNEWS"コマンドの出力結果は
ファイルに格納されます。fileが文字列の場合、この文字列をファイル名
としてファイルをオープンし、書き込み後にクローズします。fileがファ
イルオブジェクトの場合、オブジェクトのwrite()メソッドを呼び出し
て出力結果を格納します。fileが指定されている場合は戻り値として空の
リストを返します。
[file]) |
(response, list)
からなるペアを返します。list はタプルからなるリストです。
各タプルは (group, last, first, flag)
の形式をとり、group がグループ名、last および first
はそれぞれ最新および最初の記事の記事番号 (を表す文字列)、そして
flag は投稿が可能な場合には 'y'
、そうでない場合には
'n'
、グループがモデレート (moderated) されている場合には
'm'
となります。(順番に注意してください: last、
first の順です。)
file引数が指定されている場合、"LIST"コマンドの出力結果は
ファイルに格納されます。fileが文字列の場合、この文字列をファイル名
としてファイルをオープンし、書き込み後にクローズします。fileがファ
イルオブジェクトの場合、オブジェクトのwrite()メソッドを呼び出し
て出力結果を格納します。fileが指定されている場合は戻り値として空の
リストを返します。
grouppattern) |
(response,list)
からなるペアを返し、list はタプル(name, title)
リストになります。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
group) |
このメソッドはサーバからの応答コードを省略します。応答コードが 必要なら、descriptions() を使ってください。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
name) |
(response, count, first, last, name)
を返します。count はグループ中の記事数 (の推定値) で、
first はグループ中の最初の記事番号、last はグループ中の
最新の記事番号、name はグループ名です。記事番号は文字列で
返されます。
[file]) |
(response, list)
からなるペアを返します。list はヘルプ文字列からなるリストです。
file引数が指定されている場合、"HELP"コマンドの出力結果は
ファイルに格納されます。fileが文字列の場合、この文字列をファイル名
としてファイルをオープンし、書き込み後にクローズします。fileがファ
イルオブジェクトの場合、オブジェクトのwrite()メソッドを呼び出し
て出力結果を格納します。fileが指定されている場合は戻り値として空の
リストを返します。
id) |
(response, number, id)
を返します。
number は (文字列の) 記事番号で、id は
("<" と ">" に囲まれた形式の) メッセージ ID です。
) |
) |
id) |
(response, number, id, list)
からなるタプルを返します。最初の 3 要素は stat() と
同じもので、list は記事のヘッダからなるリスト
(まだ解析されておらず、末尾の改行が取り去られたヘッダ行のリスト)
です。
id,[file]) |
id) |
) |
header, string, [file]) |
'subject'
といったヘッダキーワードです。string 引数は
'first-last'
の形式でなければならず、ここで
first および last は検索の対象とする記事範囲の最初と最後の
記事番号です。(response, list)
のペアを返します。
list は (id, text)
のペアからなるリストで、
id が (文字列で表した) 記事 ID、text がその記事の
ヘッダテキストです。
file引数が指定されている場合、"XHDR"コマンドの出力結果は
ファイルに格納されます。fileが文字列の場合、この文字列をファイル名
としてファイルをオープンし、書き込み後にクローズします。fileがファ
イルオブジェクトの場合、オブジェクトのwrite()メソッドを呼び出し
て出力結果を格納します。fileが指定されている場合は戻り値として空の
リストを返します。
file) |
id, file) |
) |
(response, date, time)
を返します。
このタプルには newnews() および newgroups() メソッド
に合った形式の、現在の日付および時刻が入っています。
これはオプションの NNTP 拡張なので、全てのサーバでサポートされている
とは限りません。
name, [file]) |
(response, list)
からなるペアを返します。list は
(name, title)
を含むタプルのリストです。
file引数が指定されている場合、"XHDR"コマンドの出力結果は
ファイルに格納されます。fileが文字列の場合、この文字列をファイル名
としてファイルをオープンし、書き込み後にクローズします。fileがファ
イルオブジェクトの場合、オブジェクトのwrite()メソッドを呼び出し
て出力結果を格納します。fileが指定されている場合は戻り値として空の
リストを返します。
これはオプションの NNTP 拡張なので、全てのサーバでサポートされている
とは限りません。
RFC2980 では、 ``この拡張は撤廃すべきである'' と主張しています。 descriptions() または description() を使うように してください。
start, end, [file]) |
(resp, list)
からなるペアを返します。
list はタプルからなるリストで、各タプルは記事番号 start
および end の間に区切られた記事です。各タプルは
(article number, subject, poster, date,
id, references, size, lines)
の形式をとります。
file引数が指定されている場合、"XHDR"コマンドの出力結果は
ファイルに格納されます。fileが文字列の場合、この文字列をファイル名
としてファイルをオープンし、書き込み後にクローズします。fileがファ
イルオブジェクトの場合、オブジェクトのwrite()メソッドを呼び出し
て出力結果を格納します。fileが指定されている場合は戻り値として空の
リストを返します。
これはオプションの NNTP 拡張なので、全てのサーバでサポートされている
とは限りません。
id) |
(resp, path)
からなるペアを返します。
path は メッセージ ID が id である記事のディレクトリパスです。
これはオプションの NNTP 拡張なので、全てのサーバでサポートされている
とは限りません。
) |