6.29.5.4 TimedRotatingFileHandler

TimedRotatingFileHandler クラスでは、特定の時間間隔での ログ交替をサポートしています。

クラス TimedRotatingFileHandler( filename [,when [,interval [,backupCount]]])

TimedRotatingFileHandler クラスの新たなインスタンスを返します。 filename に指定したファイルを開き、ログ出力先のストリームとして 使います。ログファイルの交替時には、ファイル名に拡張子 (suffix) を つけます。ログファイルの交替はwhen および interval の積に基づいて行います。

wheninterval の単位を指定するために使います。 使える値は下表の通りで、大小文字の区別を行いません:

interval の単位
S
M
H 時間
D
W 曜日 (0=Monday)
midnight 深夜

backupCount がゼロでない場合、古いログファイルを保存する際に ".1", ".2" といった拡張子をつけます。例えば、backupCount が 5 で、 もととなるファイル名が app.logの場合、 app.log, app.log.1, app.log.2, という具合にして app.log.5 までのログファイルを保存します。ログ出力先のファイルは 常に app.log で、ファイルがいっぱいになるとファイルを閉じて app.log.1 に名前変更します。このとき app.log.1app.log.2 などが存在する場合、それぞれapp.log.2app.log.3 に名前変更します。

doRollover( )
上記の方法でロールオーバを行います。

emit( record)
setRollover() で解説した方法でロールオーバを行いながら、 レコードをファイルに出力します。

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