コマンドラインからプログラムとして呼び出す場合は、次の書式を使います。
python timeit.py [-n N] [-r N] [-s S] [-t] [-c] [-h] [statement ...]
以下のオプションが使用できます。
'pass'
)
文は複数行指定することもできます。その場合、各行は独立した文として引数 に指定されたものとして処理します。クォートと行頭のスペースを使って、イ ンデントした文を使うことも可能です。この複数行のオプションは -s においても同じ形式で指定可能です。
オプション -n でループの回数が指定されていない場合、10回 から始めて、所要時間が 0.2 秒になるまで回数を増やすことで適切なループ 回数が自動計算されるようになっています。
デフォルトのタイマ関数はプラットフォーム依存です。Windows の場合、 time.clock() はマイクロ秒の精度がありますが、 time.time() は 1/60 秒の精度しかありません。一方 Unixの場 合、time.clock() でも 1/100 秒の精度があり、 time.time() はもっと正確です。いずれのプラットフォームにお いても、デフォルトのタイマ関数は CPU 時間ではなく通常の時間を返します。 つまり、同じコンピュータ上で別のプロセスが動いている場合、タイミングの 衝突する可能性があるということです。正確な時間を割り出すために最善の方 法は、時間の取得を数回くり返しその中の最短の時間を採用することです。 -r オプションはこれをおこなうもので、デフォルトのくり返し 回数は3回になっています。多くの場合はデフォルトのままで充分でしょう。 Unixの場合 time.clock() を使って CPU 時間で測定することも できます。
基本的なオーバヘッドは Python のバージョンによって異なります。Python
2.3 とそれ以前の Python の公平な比較をおこなう場合、古い方の Python は
-O オプションで起動し SET_LINENO
命令の実行時間が
含まれないようにする必要があります。
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