11.13.1 SMTPServer オブジェクト

クラス SMTPServer( localaddr, remoteaddr)
新たなSMTPServer オブジェクトを作成します。このオブジェクトは ローカルのアドレスlocaladdr に関連づけ (bind) されます。 オブジェクトは remoteaddr を上流の SMTP リレー先にします。 このクラスはasyncore.dispatcher を継承しており、インスタンス化時に 自身を asyncore のイベントループに登録します。

process_message( peer, mailfrom, rcpttos, data)
このクラスではNotImplementedError例外を送出します。 受信したメッセージを使って何か意味のある処理をしたい場合にはこのメソッドを オーバライドしてください。 コンストラクタのremoteaddr に渡した値は_remoteaddr 属性で 参照できます。peer はリモートホストのアドレスで、mailfrom はメッセージエンベロープの発信元 (envelope originator) 、rcpttos はメッセージエンベロープの受信対象、そして data は電子メールの内容 が入った(RFC 2822 形式の)文字列です。

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