optparse には、string (文字列)、int (整数)、
long (長整数)、 choice (選択肢)、 float (浮動小数点数)
および complex (複素数) の 6 種類のオプション型があります。
新たなオプションの型を追加したければ、
文字列オプションの引数はチェックや変換を一切受けません: コマンドライン上のテキストは 保存先にそのまま保存されます (またはコールバックに渡されます)。
整数引数は int() に渡され、Python の整数型に変換されます。 int() が失敗した場合 optparse の処理も失敗に終わりますが、 より役に立つエラーメッセージを出力します。(内部的には、optparse は OptionValueError を送出します; OptionParser はこの 例外をより上のレベルで捕捉し、メッセージとともにプログラムを停止させます。)
同様に、浮動小数点数引数は float() 、 長整数引数は long() 、複素数引数は complex() に渡され変換されます。それ以外の点では整数引数の場合と同様の扱いです。
choice
オプションは string
オプションのサブタイプです。
choice
オプションの属性 (文字列からなるシーケンス) には、利用できる
オプション引数のセットを指定します。optparse.option.check_choice()
はユーザの指定したオプション引数とマスタリストを比較して、無効な文字列が
指定された場合にはOptionValueError を送出します。
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