test.regrtest を使うと Python の回帰テストスイートを駆動 できます。スクリプトを単独で実行すると、自動的にtest パッケージ内のすべての回帰テストを実行し始めます。パッケージ内の 名前が"test_"で始まる全モジュールを見つけ、それをインポートし、 もしあるなら関数 test_main を実行してテストを行います。 実行するテストの名前もスクリプトに渡される可能性もあります。 単一の回帰テストを指定 (python regrtest.py test_spam.py) すると、 出力を最小限にします。テストが成功したかあるいは失敗したかだけを出力 するので、出力は最小限になります。
直接 test.regrtest を実行すると、テストに利用するリソースを 設定できます。これを行うには、-u コマンドラインオプションを使います。すべてのリソースを使うには、 python regrtest.py -uall を実行します。 -u のオプションに all を指定すると、 すべてのリソースを有効にします。(よくある場合ですが) 何か一つを除く 全てが必要な場合、カンマで区切った不要なリソースのリストを all の後に並べます。 コマンドpython regrtest.py -uall,-audio,-largefile とすると、audio と largefile リソースを除く 全てのリソースを使ってtest.regrtest を実行します。 すべてのリソースのリストと追加のコマンドラインオプションを出力 するには、python regrtest.py -h を実行 してください。
テストを実行しようとするプラットフォームによっては、回帰テストを 実行する別の方法があります。 Unix では、Python をビルドしたトップレベルディレクトリで make test を実行できます。 Windows上では、PCBuild ディレクトリから rt.bat を 実行すると、すべての回帰テストを実行します。
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