12.1.4 writer 実装

このモジュールでは、3 種類の writer オブジェクトインタフェース実装を 提供しています。ほとんどのアプリケーションでは、 NullWriter から新しい writer クラスを導出する必要があるでしょう。

クラス NullWriter( )
インタフェース定義だけを提供する writer クラスです; どのメソッドも 何ら処理を行いません。このクラスは、メソッド実装をまったく継承する 必要のない writer 全ての基底クラスになります。

クラス AbstractWriter( )
この writer は formatter をデバッグするのに利用できますが、それ以外 に利用できるほどのものではありません。各メソッドを呼び出すと、 メソッド名と引数を標準出力に印字して呼び出されたことを示します。

クラス DumbWriter( [file[, maxcol = 72]])
単純な writer クラスで file に渡されたファイルオブジェクトか file が省略された場合には標準出力に出力を書き込みます。 出力は maxcol で指定されたカラム数で単純な行端折り返しが行われます。 このクラスは連続した段落を再割り付けするのに適しています。

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