ここまでは、スクリプトから import され、それ自体では実行されない ような pure Python モジュールおよび非 pure Python モジュール について扱ってきました。
スクリプトとは、Python ソースコードを含むファイルで、コマンドライン
から実行できるよう作られているものです。スクリプトは Distutils に
複雑なことを一切させません。唯一の気の利いた機能は、スクリプトの
最初の行が #!
で始まっていて、 ``python'' という単語が
入っていた場合、Distutils は最初の行を現在使っているインタプリタを
参照するよう置き換えます。 デフォルトでは現在使っているインタプリタと
置換しますが、オプション --executable (または
-e) を指定することで、明示的にインタプリタのパスを指定し
て上書きすることができます。
scripts オプションには、単に上で述べた方法で取り扱うべき ファイルのリストを指定するだけです。PyXML の setup スクリプトを 例に示します:
setup(... scripts=['scripts/xmlproc_parse', 'scripts/xmlproc_val'] )
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