19.4.2 AU_write オブジェクト

上述のopen()によって返されるWave_writeオブジェクトには、 以下のメソッドがあります:

setnchannels( n)
チャンネル数を設定します。

setsampwidth( n)
サンプルサイズを(バイト数で)設定します。

setframerate( n)
フレームレートを設定します。

setnframes( n)
フレーム数を設定します。あとからフレームが書き込まれるとフレー ム数は変更されます。

setcomptype( type, name)
圧縮形式とその記述を設定します。 'NONE''ULAW'だけが、出力時にサポートされている形式です。

setparams( tuple)
tuple(nchannels, sampwidth, framerate, nframes, comptype, compname) で、それぞれset*()のメソッドの値にふさわしいものでなければなり ません。全ての変数を設定します。

tell( )
ファイルの中の現在位置を返します。AU_read.tell()AU_read.setpos()メソッドでお断りしたことがこのメソッドにも当 てはまります。

writeframesraw( data)
nframesの修正なしにオーディオフレームを書き込みます。

writeframes( data)
オーディオフレームを書き込んでnframesを修正します。

close( )
nframesが正しいか確認して、ファイルを閉じます。 このメソッドはオブジェクトの削除時に呼び出されます。

writeframes()writeframesraw()メソッドを呼び出したあ とで、どんなパラメータを設定しようとしても不正となることに注意して下さ い。

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