23.2.9.6 OutputChecker オブジェクト
-
doctest 例題を実際に実行したときの出力が予想出力と一致するかどうか
をチェックするために使われるクラスです。 OutputChecker では、
与えられた二つの出力を比較して、一致する場合には真を返す
check_output と、二つの出力間の違いを説明する文字列を
返すoutput_difference の、二つのメソッドがあります。
バージョン 2.4 で 新たに追加 された仕様です。
OutputChecker では以下のメソッドを定義しています:
check_output( |
want, got, optionflags) |
-
例題から実際に得られた出力 (got) と、予想出力 (want)
が一致する場合にのみTrue を返します。
二つの文字列が全く同一の場合には常に一致するとみなしますが、
テストランナの使っているオプションフラグにより、厳密には同じ内容
になっていなくても一致するとみなす場合もあります。オプションフラグに
ついての詳しい情報は23.2.6 節を参照してください。
output_difference( |
want, got, optionflags) |
-
与えられた例題の予想出力 (want)と、実際に得られた出力
(got) の間の差異を解説している文字列を返します。
optionflags はwant とgot を比較する際に使われる
オプションフラグのセットです。
リリース 2.5 ,19th September, 2006 更新
ご意見やご指摘をお寄せになりたい方は、 このドキュメントについて... をご覧ください。