22.1 cmd -- 行指向のコマンドインタープリタのサポート

Cmdクラスでは、行指向のコマンドインタープリタを書くための簡単なフレームワークを提供します。テスト用の仕掛けや管理ツール、そして、後により洗練されたインターフェイスでラップするプロトタイプとして、こうしたインタープリタはよく役に立ちます。

クラス Cmd( [completekey[, stdin[, stdout]]])
Cmdインスタンス、あるいはサブクラスのインスタンスは、行指向のインタープリタ・フレームワークです。Cmd自身をインスタンス化することはありません。むしろ、Cmdのメソッドを継承したり、 アクションメソッドをカプセル化するために、あなたが自分で定義するインタープリタクラスのスーパークラスとしての便利です。

オプション引数 completekey は、補完キーのreadline名です。 デフォルトはTabです。completekeyNoneでなく、 readlineが利用できるならば、コマンド補完は自動的に行われます。

オプション引数 stdinstdoutには、Cmd またはそのサブクラスの インスタンスが入出力に使用するファイルオブジェクトを指定します。 省略時にはsys.stdinsys.stdout が使用されます。

バージョン 2.3 で 変更 された仕様: 引数 stdinstdout を追加



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