19.8 rgbimg -- ``SGI RGB''ファイルを読み書きする

リリース 2.5 で撤廃されました。 このモジュールはメンテナンスされておらず、使われても いないようです。

rgbimgモジュールを使うと、Pythonプログラムから SGI imglib 画像ファイル (.rgb としても知られています) に アクセスできます。このモジュールは完全とはいえませんが、ちょっとした 用途には十分な機能を持っているため提供されています。 現在のところカラーマップファイルはサポートされていません。

注意: このモジュールはデフォルトでは32ビットプラットフォーム上でしか 構築されません。他のシステムでは適切に動作しそうにないからです。

このモジュールでは以下の変数と関数を定義しています:

exception error
ファイル形式がサポートされていない場合など、全てのエラーに対して送出 される例外です。

sizeofimage( file)
タプル(x, y)を返します。xy は画像の 大きさをピクセル単位で表した値です。現状では、 4バイトRGBAピクセル、 3バイトRGBピクセル、および 1バイトグレイスケールピクセル だけをサポート しています。

longimagedata( file)
指定したファイル上の画像を読み込んでデコードし、Python文字列にして 返します。文字列は4バイトRGBピクセル形式です。左下のピクセルが文字列の 先頭になります。この形式は、例えばgl.lrectwrite() に渡す といった用途に適しています。

longstoimage( data, x, y, z, file)
data の RGBAデータを画像ファイルfile に書き込みます。 xyは画像の大きさを表します。画像を 1 バイトの z はグレイスケールで保存する場合には 1 、3バイトのRGBデータの場合 は 3 です、4バイトのRGBA データの場合には 4 になります。入力データは 常にピクセル当たり 4 バイトにせねばなりません。 gl.lrectread() の返す形式と同じです。

ttob( flag)
画像のスキャンラインを下端から上端に向かって読み書きする (flag は ゼロ、SGI GL 互換の方法) か、上端から下端に向かって読み書きする (flag は 1、 X 互換の方法) かを決めるグローバルなフラグです。 デフォルト値はゼロです。
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