18.4 wsgiref -- WSGI ユーティリティとリファレンス実装

バージョン 2.5 で 新たに追加 された仕様です。

Web Server Gateway Interface (WSGI) は、Web サーバソフトウェアと Python で記述された Web アプリケーションとの標準インターフェースです。 標準インターフェースを持つことで、WSGI をサポートするアプリケーションを 幾つもの異なる Web サーバで使うことが容易になります。

Web サーバとプログラミングフレームワークの作者だけが、WSGI デザインの あらゆる細部や特例などを知る必要があります。WSGI アプリケーションを インストールしたり、既存のフレームワークを使ったアプリケーションを記述する だけの皆さんは、全てについて理解する必要はありません。

wsgiref は WSGI 仕様のリファレンス実装で、これは Web サーバや フレームワークに WSGI サポートを加えるのに利用できます。 これは WSGI 環境変数やレスポンスヘッダを操作するユーティリティ、 WSGI サーバ実装時のベースクラス、WSGI アプリケーションを提供する デモ用 HTTP サーバ、それと WSGI サーバとアプリケーションの WSGI 仕様 (PEP 333) 準拠のバリデーションツールを提供します。

http://www.wsgi.orgに、WSGIに関するさらなる情報と、チュートリアルや その他のリソースへのリンクがあります。



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