9.1.4 writer オブジェクト

Writer オブジェクト(DictWriter インスタンス、および writer() 関数によって返されたオブジェクト) は、以下の public なメソッドを持っています:

Writer オブジェクト(writer() で生成される DictWriter クラスのインスタンス)は、以下の公開メソッドを持っています。 row には、Writer オブジェクトの場合には文字列か数値のシーケンスを 指定し、DictWriter オブジェクトの場合はフィールド名をキーとして対応する 文字列か数値を格納した辞書オブジェクトを指定します(数値は str()で変換 されます)。 複素数を出力する場合、値をかっこで囲んで出力します。このため、CSV ファイルを読み込むアプリケーションで(そのアプリケーションが複素数をサポートして いたとしても)問題が発生する場合があります。

writerow( row)
row パラメタを現在の表現形式に基づいて書式化し、 writer のファイル オブジェクトに書き込みます。

writerows( rows)
rows パラメタ(上記 row のリスト)全てを現在の表現形式に基づいて書式化し、 writer のファイルオブジェクトに書き込みます。

writer オブジェクトには以下の公開属性があります:

dialect
writer で使われる表現形式の読み取り専用の記述です。

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