20.2.1 Tixを使う

クラス Tix( screenName[, baseName[, className]])
たいていはアプリケーションのメインウィンドウを表すTixのトップレベルウィジェット。それにはTclインタープリタが付随します。

TixモジュールのクラスはTkinterモジュールのクラスをサブクラス化します。前者は後者をインポートします。だから、Tkinterと一緒にTixを使うためにやらなければならないのは、モジュールを一つインポートすることだけです。一般的に、Tixをインポートし、トップレベルでのTkinter.Tkの呼び出しをTix.Tkに置き換えるだけでよいのです:

import Tix
from Tkconstants import *
root = Tix.Tk()

Tixを使うためには、通常Tkウィジェットのインストールと平行して、Tixウィジェットをインストールしなければなりません。インストールをテストするために、次のことを試してください:

import Tix
root = Tix.Tk()
root.tk.eval('package require Tix')

これが失敗した場合は、先に進む前に解決しなければならない問題がTkのインストールにあることになります。インストールされたTixライブラリを指定するためには環境変数TIX_LIBRARYを使ってください。Tk動的オブジェクトライブラリ(tk8183.dllまたはlibtk8183.so)を含むディレクトリと同じディレクトリに、動的オブジェクトライブラリ(tix8183.dllまたはlibtix8183.so)があるかどうかを確かめてください。動的オブジェクトライブラリのあるディレクトリには、pkgIndex.tcl (大文字、小文字を区別します)という名前のファイルも含まれているべきで、それには次の一行が含まれます:

package ifneeded Tix 8.1 [list load "[file join $dir tix8183.dll]" Tix]

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