15.3.7 Timer オブジェクト

このクラスは、一定時間経過後に実行される活動、すなわちタイマ活動 を表現します。TimerThread のサブクラスであり、 自作のスレッドを構築した一例でもあります。

タイマは start() メソッドを呼び出すとスレッドとして作動し始め します。(活動を開始する前に) cancel() メソッドを呼び出すと、 タイマを停止できます。タイマが活動を実行するまでの待ち時間は、ユーザ が指定した待ち時間と必ずしも厳密には一致しません。

例:

def hello():
    print "hello, world"

t = Timer(30.0, hello)
t.start() # after 30 seconds, "hello, world" will be printed

クラス Timer( interval, function, args=[], kwargs={})
interval 秒後にfunction を引数 args、キーワード引数 kwargs つきで実行するようなタイマを生成します。

cancel( )
タイマをストップして、その動作の実行をキャンセルします。 このメソッドはタイマがまだ活動待ち状態にある場合にのみ動作します。

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