警告カテゴリを表現する組み込み例外は数多くあります。このカテゴリ化は 警告をグループごとフィルタする上で便利です。現在以下の警告カテゴリ クラスが定義されています:
クラス | 記述 |
---|---|
Warning | 全ての警告カテゴリクラスの基底クラスです。 Exception のサブクラスです。 |
UserWarning | warn() の標準のカテゴリです。 |
DeprecationWarning | その機能が廃用化されていることを示す 警告カテゴリの基底クラスです。 |
SyntaxWarning | その文法機能があいまいであることを示す警告 カテゴリの基底クラスです。 |
RuntimeWarning | その実行時システム機能があいまいであることを 示す警告カテゴリの基底クラスです。 |
FutureWarning | その構文の意味付けが将来変更される予定である ことを示す警告カテゴリの基底クラスです。 |
PendingDeprecationWarning | 将来その機能が廃用化されることを示す 警告カテゴリの基底クラスです(デフォルトでは無視されます)。 |
ImportWarning | モジュールのインポート処理中に引き起こされる 警告カテゴリの基底クラスです(デフォルトでは無視されます)。 |
UnicodeWarning | Unicode に関係した警告カテゴリの基底クラスです。 |
これらは技術的には組み込み例外ですが、概念的には警告メカニズムに 属しているのでここで記述されています。
標準の警告カテゴリをユーザの作成したコード上でサブクラス化することで、 さらに別の警告カテゴリを定義することができます。 警告カテゴリは常に Warning クラスのサブクラスでなければ なりません。
ご意見やご指摘をお寄せになりたい方は、 このドキュメントについて... をご覧ください。