6.20.2.5 バージョン番号を出力する

要約された使用法メッセージ文字列と同様に、optparse は プログラムのバージョン文字列を出力できます。これを行うには、 version 引数を OptionParser に文字列で渡さなければ なりません:

parser = OptionParser(usage="%prog [-f] [-q]", version="%prog 1.0")

``%prog'' が usage とまったく同じように展開されることに注意して ください。またこれとは別に、version には何でも必要なものを 入れることができます。version を指定すると、optparse は自動的に --version オプションをパーザに追加します。 コマンドライン上でこのオプションが見つかると、 version 文字列を (``%prog'' を置換して) 展開し、標準出力に 出力してから終了します。

例えば、スクリプトが /usr/bin/foo という名前なら、ユーザは以下のように するはずです:

$ /usr/bin/foo --version
foo 1.0
$

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