4.2 階層構造

LaTeX は、章、セクション、サブセクション、付録などといった、 伝統的な階層化によるドキュメントの整理を想定しています。 これらの各階層は環境ではなくマクロでマークしますが、おそらくこれは ある章構造とレベルが同じかより高い章構造が続くと、その章がそこで 終わったと考えて差し支えないからでしょう。

Python ドキュメントが使っているクラスには 6 段階の章節分けの ``レベル'' があり、そのうち最も深い 2 レベル1 は使いません。

レベル マクロ名 注釈
1 \chapter (1)
2 \section
3 \subsection
4 \subsubsection
5 \paragraph (2)
6 \subparagraph

注釈:

(1)
5 節、``ドキュメントクラス'' で述べたように、 manual ドキュメントだけで使います。

(2)
テキストの段落とは違います; このレベルは誰も使っていないようです。



... レベル1
表中では、深いレベルほど 番号が大きくなります。
ご意見やご指摘をお寄せになりたい方は、 このドキュメントについて... をご覧ください。