filecmp モジュールでは、ファイルおよびディレクトリを 比較するため、様々な時間/正確性のトレードオフに関するオプションを 備えた関数を定義しています。
filecmp モジュールでは以下の関数を定義しています:
f1, f2[, shallow[, use_statcache]]) |
True
を返し、そうでなければ false
を
返します。
shallow が与えられておりかつ偽でなければ、os.stat() の返すシグネチャが一致するファイルは同じであると見なされます。 バージョン 2.3 で 変更 された仕様: use_statcache は廃止され、指定しても無視されます。
この関数で比較されたファイルは os.stat() シグネチャが 変更されるまで再び比較されることはありません。use_statcache を真にすると、キャッシュ無効化機構を失敗させます -- そのため、 statcache のキャッシュから古いファイル stat 値が 使われます。
可搬性と効率のために、個の関数は外部プログラムを一切呼び出さないので 注意してください。
dir1, dir2, common[, shallow[, use_statcache]]) |
引数 common は両方のディレクトリにあるファイルのリストです。 引数 shallow および use_statcache はその意味も標準 の設定も filecmp.cmp() と同じです。
例:
>>> import filecmp >>> filecmp.cmp('libundoc.tex', 'libundoc.tex') True >>> filecmp.cmp('libundoc.tex', 'lib.tex') False