本章に記述されたモジュールは、ファイルの取り扱いや時間計測のような(ほ ぼ)すべてのオペレーティングシステムで利用可能な機能にインターフェー スを提供します。これらのインターフェースは、UnixもしくはCのインター フェースを基に作られますが、ほとんどの他のシステムで同様に利用可能です。 概要を以下に記述します。
os | 雑多なオペレーティングシステムインタフェース。 | |
os.path | 共通のパス名操作。 | |
dircache | キャッシュメカニズムを備えたディレクトリ一覧生成。 | |
stat | os.stat()、os.lstat() および os.fstat() の返す内容を解釈するためのユーティリティ群。 | |
statcache | ファイルの stat を調べ、その結果を記憶します。 | |
statvfs | os.statvfs() の返す値を解釈するために使われる定数群。 | |
filecmp | ファイル群を効率的に比較します。 | |
subprocess | サブプロセス管理 | |
popen2 | アクセス可能な I/O ストリームを持つ子プロセス生成。 | |
datetime | 基本的な日付型および時間型。 | |
time | 時刻データへのアクセスと変換 | |
sched | 一般的な目的のためのイベントスケジューラ | |
mutex | 排他制御のためのロックとキュー | |
getpass | ポータブルなパスワードとユーザーIDの検索 | |
curses | 可搬性のある端末操作を提供する curses ライブラリへの インタフェース. | |
curses.textpad | curses ウィンドウ内での Emacs ライクな入力編集機能。 | |
curses.wrapper | curses プログラムのための端末設定ラッパ。 | |
curses.ascii | ASCII 文字に関する定数および集合帰属関数。 | |
curses.panel | curses ウィンドウに深さの概念を追加するパネルスタック拡張。 | |
getopt | ポータブルなコマンドラインオプションのパーザ。長短の両方 の形式をサポートします。 | |
optparse | より便利で柔軟性に富んだ強力なコマンドライン解析ライブラリ | |
tempfile | 一時的なファイルやディレクトリを生成。 | |
errno | 標準の errno システムシンボル。 | |
glob | Unix シェル形式のパス名のパターン展開。 | |
fnmatch | Unix シェル形式のファイル名のパターンマッチ。 | |
shutil | コピーを含む高レベルなファイル操作。 | |
locale | 国際化サービス。 | |
gettext | 多言語対応に関する国際化サービス。 | |
logging | PEP 282 に基づくPython 用のロギングモジュール。 | |
platform | 実行中プラットフォームからできるだけ多くの固有情報を取得する |