バージョン 1.6 で 新たに追加 された仕様です。
curses.ascii モジュールでは、 ASCII 文字を指す 名前定数と、様々な ASCII 文字区分についてある文字が帰属するか どうかを調べる関数を提供します。 このモジュールで提供されている定数は以下の制御文字の名前です:
Name | Meaning |
---|---|
NUL | 空 |
SOH | ヘディング開始、コンソール割り込み |
STX | テキスト開始 |
ETX | テキスト終了 |
EOT | テキスト伝送終了 |
ENQ | 問い合わせ、ACK フロー制御時に使用 |
ACK | 肯定応答 |
BEL | ベル |
BS | 一文字後退 |
TAB | タブ |
HT | TAB の別名: ``水平タブ'' |
LF | 改行 |
NL | LF の別名: ``改行'' |
VT | 垂直タブ |
FF | 改頁 |
CR | 復帰 |
SO | シフトアウト、他の文字セットの開始 |
SI | シフトイン、標準の文字セットに復帰 |
DLE | データリンクでのエスケープ |
DC1 | 装置制御 1、フロー制御のための XON |
DC2 | 装置制御 2、ブロックモードフロー制御 |
DC3 | 装置制御 3、フロー制御のための XOFF |
DC4 | 装置制御 4 |
NAK | 否定応答 |
SYN | 同期信号 |
ETB | ブロック転送終了 |
CAN | キャンセル |
EM | 媒体終端 |
SUB | 代入文字 |
ESC | エスケープ文字 |
FS | ファイル区切り文字 |
GS | グループ区切り文字 |
RS | レコード区切り文字、ブロックモード終了子 |
US | 単位区切り文字 |
SP | 空白文字 |
DEL | 削除 |
これらの大部分は、最近は実際に定数の意味通りに使われることがほとんど ないので注意してください。これらのニーモニック符号はデジタル計算機 より前のテレプリンタにおける慣習から付けられたものです。
このモジュールでは、標準 C ライブラリの関数を雛型とする以下の関数を サポートしています:
c) |
c) |
c) |
c) |
c) |
c) |
c) |
c) |
c) |
c) |
c) |
c) |
c) |
c) |
c) |
これらの関数は数字も文字列も使えます; 引数を文字列にした場合、 組み込み関数 ord() を使って変換されます。
これらの関数は全て、関数に渡した文字列の最初の文字から得られた ビット値を調べるので注意してください; 関数はホスト計算機で使われている 文字列エンコーディングについて何ら関知しません。文字列エンコーディング について関知する (そして国際化に関するプロパティを正しく扱う) 関数 については、 モジュール string を参照してください。
以下の 2 つの関数は、引数として 1 文字の文字列または整数で表したバイト値の どちらでもとり得ます; これらの関数は引数と同じ型で値を返します。
c) |
c) |
c) |
以下の関数は 1 文字からなる文字列値または整数値を引数に取り、文字列 を返します。
c) |
'^?'
になります。c のメタビット
(0x80) がセットされていれば、メタビットは取り去られ、前述のルール
が適用され、"!" が前につけられます。