6.17 curses.wrapper -- curses プログラムのための端末ハンドラ

バージョン 1.6 で 新たに追加 された仕様です。

このモジュールでは関数 wrapper() 一つを提供しています。 これは curses 使用アプリケーションの残りの部分となるもう一つの関数です。 アプリケーションが例外を送出した場合、wrapper() は 例外を再送出してトレースバックを生成する前に端末を正常な状態に復元します。

wrapper( func, ...)
curses を初期化し、別の関数 func を呼び出、エラーが発生 した場合には通常のキーボード/スクリーン動作に戻すラッパ関数です。 呼び出し可能オブジェクト func は主ウィンドウの 'stdscr' に 対する最初の引数として渡されます。その他の引数は wrapper() に渡されます。

フック関数を呼び出す前に、 wrapper() は cbreak モード をオン、エコーをオフにし、端末キーパッドを有効にします。 端末がカラーをサポートしている場合にはカラーを初期化します。 (通常終了も例外による終了も) 終了時には cooked モードに復元し、 エコーをオンにし、端末キーパッドを無効化します。

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